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コードトーンが伝わるアドリブ演奏ができるようになるための練習方法

この記事はアドリブ演奏ができるようになりたい人

特にコード進行、コードトーンに沿った演奏ができるようになりたい人たちに

向けた記事です。



羅列とフレーズの違い


まず知識の話をします。

スケールを使う、⚫︎⚫︎スケールが使える、コードトーンを使う

よく聞く話ですね。

こう言う説明は間違いではないですが十分ではありません。

かなり、不十分な説明だと思います。


なのでこれらの説明で終わっている教材、動画などを見ても何も身につきません。

また実際に音を出して説明している教材の中にも、「使える」という説明にとどまるものは

一般に言う、スケールの使い方やコードトーンの追いかけ方に対する理解が追いついておらず、ただ音を羅列しているものも見かけます。


ただ音を羅列することと、スケールやコードトーンに沿ったフレーズを演奏することは

どちらも「スケールやコードの音を使う」という意味では同じかもしれません。

しかし、音楽的かどうかという意味では大きく異なります。


この記事では、音の羅列からの卒業をテーマに話していきます。



一発コードのアドリブソロができるようになろう


「音の羅列」だと感じる演奏と「コードに沿ったフレーズ」の演奏を

弾き分けてみたので、聞いてみてください。


音の羅列


コードに沿ったフレーズ

どちらもAmをコンセプトにしていますが、両者の内容はかなり違いがあると思います。

私が「コードに沿ったフレーズ」と説明してる方がかっこいい、こういう演奏ができるようになりたいという方は、この続きを読んでみてください。

こうなるための方法、考え方を説明していきます!



それぞれのテイクで何を考えて演奏したか


音の羅列とはいいていますが、こちらのソロにも一定のルールがあります。


・Amぺンタトニックスケールの音で構成されている

・スケールの音を順番に演奏する

・音形の規則性が希薄(ある意味ペンタなので固いともいえる)

・スペースが少なく呼吸を感じにくい


上記のようなイメージで演奏しました。

これは、私にとっては少し不自然なものです。

でもこう言う音並びが必要なシーンが全くないわけではないとは思います。

ただ、私には少し意図が見えてこないように感じてしまいます。

なので羅列という言葉で表現させてもらいました。


一方でコードに沿ったフレーズでは

・Amペンタトニックスケールの音を基調とした音で構成されている

・ドミナントやサブドミナントの機能がメロディから読み取れる

・スケールの音を意図のある塊や単位で使用している

・音形に規則性がある

・呼吸とスペースがあり、他のパートがスペースを埋めるタイミングがある



コードトーンが伝わるアドリブの練習方法


  1. コードトーンを演奏できるようにする

  2. コードトーンに対するアプローチノートをつかう


超基本はこの2つです。

コードトーンを演奏すると言うのは今鳴っている音を理解しているかを示し

アプローチノートを入れるのは、次にどへ向かうのかを伝えます。


記事の続きは…

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