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ジャムセッションで上達するには?

どうもこんにちはぴゅら子です

ジャムセッションで、五月病をぶっ壊す!

ということで、前回に引き続きセッションに関する記事です

人と一緒に音を出すこと、マインド、練習方法について書きます




アンサンブルと演奏能力のマインドセット

ジャムセッションはみんなで音楽を作るもの!

ジャムセッションに参加する目的は「楽器が弾きたい」ということだけじゃなくて「人と音楽を演奏したい」という気持ちがあるからだと思います。

そして、その気持ちはあなただけではなく、参加するみんなが持っています。

一方で演奏の能力は一人一人で異なります。得意なことも苦手なことも、知識も経験もバラバラです。

なので、みんなが自分本位な演奏をしてしまうとサウンドがとっ散らかってしまいます。


例えば、サビのコード進行を抽象化してみようかな〜とアイデアを提示しても

一緒に演奏する人がコード譜面をじーっと見ながら精一杯に演奏していては、受け取ってもらえるはずがありません。

ターゲットノートのガイドやボイスリーディングを提示して、聞こえてくる音を追いかけるだけでも、コード進行が伝わるような伴奏をしてあげた方がみんなハッピーになると思います。


初心者の人はアイデアが豊富な人が出す知らない音やリズムに取り残されてしまい楽しめなかったり、色々な音を試したい人は物足りなく感じたりするでしょう。

上手な人も、これから上手になりたいと思う人も「それぞれのわがままさ」を持って演奏

しています。

一方の要求を通し続けるような演奏にならないようにしたいところです。


基本的には、一番ルーキーに合わせた方がいい演奏になることが多いとおもいます。

単純なことの繰り返しでもいい音楽はうまれます。

自信がなさそうな人がいたら、控えて支えてあげるような音を出すようにしましょう。


ここまでで薄々気が付いているかもしれませんが

ジャムセッションって演奏形態的に実力に対して、出せる音は少なくなります。そういう場所です。なぜなら、実力とは音楽的なパラメータではないけれどジャムセッションは音楽だからです。

そういう制約の中でいかに自由に音を出せるようになるかという美学をぶつけ合い成長していくと私は思います!


ジャムセッションにおけるアイデアの持ち寄り方


そんな原理的に物足りない音楽であるセッションですが盛り上げるためのアイデアはたくさんあります。アイデアの種類を説明するとサイトがパンクしちゃうので、この記事ではアイデアを持ち寄る考え方を紹介します。


当たり前ですが音楽にはパートがあり、奏者はそれぞれに役割(ロール)を担います。


・ベースは基本的なリズムとハーモニーを表現する

・ドラムはグルーヴの指揮官

・メインのハーモニーを担当するギターやピアノ

・ソロを演奏するフロント

みたいな感じです


これらのロールの外に出るような演奏は挑戦的なアイデアだと言えるでしょう。

挑戦的アイデアは意図が明確でないと受け取ることが難しいです。

まずそのことを理解した上で演奏することを心がけましょう。


そして、それぞれのロールの範囲内で行われるアイデアの提示にも深度がありますよね。

手数を増やそう、ここはクレッシェンドしよう、フロントにあずけよう。

こう言ったロール内での複雑をコントロールして盛り上がりを作ります。


自身が演奏する時にはこのロールについて考えることが大切です。

また音楽を聞く時にもこの役割について考えることはとても意義深いです。


セルフトランスクリプションのすすめ



セッションやライブは可能なら録音しましょう。このご時世スマホ一台で誰でも録音できてしまいます。倫理観的には人の演奏を勝手に演奏するのは良くない気がしますが、もう時代的に暗黙の了解みたいなところがあると思います。しかし気になるようなら「練習のために録音させてもらってもいいですか?」と一言聞くマナーの好感もいいでしょう。


それらの録音を聞きす時に気をつけること気にかけることをいくつか紹介します!


意図していない音がどれくらい出てしまっているか聞き返そう

人間なのでミスはしますが、どんなミスを自分がしているのかを整理しない者はいつまで経ってもミスを繰り返します。ミスは繰り返されると間違いや過ちになることもあります。

思っていた音が出なかった、リズムが壊れてしまった、気持ちだけで弾いてしまった。

いろんなミスがあると思います。それらを冷静に聞き返し減らすための練習をしましょう。


バランス感覚を得よう

音量感覚、曲の構成力、フィルインなどの支配率などステージに立っていると聞こえない音がたくさんあります。とくに全体のバランスをコントロールする能力は重要な割りに、緻密なフィードバックを繰り返す以外の練習方法がありません

自分の音が大きすぎたり小さすぎたりしていないかしっかり聞き返しましょう。


セルフトランスクリプションをしよう

自分のソロやバッキングを自分自身で耳コピ、再現演奏をしましょう。

すぐに弾けなければ大抵の場合、適当さ、いい加減さが混ざっているということです。

理路整然とした音は繰り返し演奏することができます。

そしていい加減に演奏したものを修正していきます。本当はどう弾きたかったのか思い出しながら弾いてみます。


また、他人の伴奏をよく聞くのもいいでしょう。

演奏中には何をやっているかわからなかった伴奏でも聞き返すと発見できることがあるでしょう。つぎにそのアイデアに出会った時に対応できるように整理しておきましょう。


まとめ

ジャムセッションへのぞむマインドセットや、フィードバックの方法について書きましたが、少し意識が高すぎる記事になってしまったかもしれません!!!

それぞれに課題に対するキャパシティも異なるので、実践できそうなことを一つでも取り入れて行けたら最高だと思います!


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