top of page

転調を聞き取れるようになるための練習方法

突然ですが問題です




答えは白い文字でここに書いています

Q1. F#m7  (Key Eへの転調)

Q2. Gm7 (Key Fへの転調)

Q3. Abm7 (Key Gbへの転調)

Q4. Fm7 (Key Ebへの転調)

⇧答えはドラッグで見えます






この記事では転調を聞き取るためのイヤートレーニングを紹介します。


ジャズの曲って転調が多すぎぃぃぃ

最近のポップスも転調が多いと言われますよね。

そんな転調を聞き取れるようになるためのトレーニングを紹介します!


しかし転調にも種類がたくさんありますので今回は

トニックから任意のⅡmへ進行したときの響きを覚えて

聞き分けられるようになることを目標に記事を書きます!


練習方法とはズバリ、響きを覚えること!!

トニックのどの音が、次のコードのどこに流れるのかを聞き分けられるといいわけです。


耳コピ、イヤートレーニングに関する過去の記事はこちら!


画像にリンクを設定していますのでよかったら読んでください!



本題!

トニックからのルートの移動やコードトーン全体の移動を整理して、響きを覚えていくための考え方を紹介します。

ずばり総合的なインターバルのイヤートレーニングを特定の転調に限定して行います!


トニックからの音の流れ方を知り演奏する


  1. 全パターンの把握

    12音階上でトニックから任意のKeyのⅡmへ転調するということは、

    転調しない1種類と、転調する11種類の響きを覚えたら聞き取れるようになるはずです。なので、まずは全パターンを演奏しながら響きを覚えます。


  1. 実際にそ覚えたい転調が使用されている曲を見つける

    実践で使用することを想定したラベリングを行うことで、使用例を覚えることでイメージが湧きます。


  1. 覚えたい転調を持つ楽曲を作る

    上段と同じく、自分で転調を使用することによってスケールの切り替わりを覚えることができます


  2. ランダムな転調クイズを行う

    YouTubeに投稿したような、音感テストを作成して聞き取ることができないものを洗い出して上記の練習を繰り返します。


練習の例

実際に上記の課題を成立させるために私が取り組むこと、取り組んだことを紹介します。


私はベーシストなので、まずコードトーンの流れが指板上で把握できているかを確認します。


例えばこんな風に指板全体的なイメージを持つように弾いて確認します。

半音下への転調の例です。色が濃い方がトニック、薄い方が転調先のⅡmです。


トニックの何度の音が、転調先のどこへ流れる傾向にあるのかが見えやすいことです。

例では、半音下への転調ということでかなり分かりやすいです。

 3rdが固定され、それ以外は半音上昇する響きになります。記載はしていませんが4和音で考えることも有効的です。例えばトニック6からⅡm7への移動だと3rdは据え置き、6は全音上昇します。

このムーブ全体の流れを覚えることが重要です。なぜならルートは省略して演奏することがあるからです。

ルートの流れと、合わせてそのほかのコードトーンの流れを俯瞰することで転調に対する解像度は上がっていきます。


この記事は以上です。

音感トレーニングに転調という考え方を取り入れていきましょう!


今後も記事を更新していきますので、応援よろしくお願いします!


記事の続きは…

pularko.com を定期購読してお読みください。

©Pularko Project

bottom of page