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Jazz Lickの見つけ方・整理の仕方

 名演の中から特徴的なフレーズを覚えてストックするそのフレーズのことをLickといいます。Lickを覚えて使ったり、発展させたりするという手法でアドリブ演奏は行われますが、LickってどうやってLickになるんだろうと思ったことはありませんか?

 私は初心者の頃、そもそもLickってなんなんだ。どうやって作るんだ?と思った記憶がある気がします。なんだかお肉が切り身のパックで売られているけど、これどうやってこうなったんだ?みたいな疑問をリックに対して抱いていた気がします。


「これがリックです」と紹介されるとすんなり受け入れられそうじゃ無いですか?

でも、実際には無限にある音源の中からリック化するという作業があって……


ということで、今回は

Lickを見つけるポイントを考えてみましょう!



まずは曲を選ぼう!

今回は私の独断と偏見でWynton KellyのGone With The Windにしてみました



聴いてみてください!

動画の29〜50秒くらいのところを題材にしてみます。



聴いてみましたか?

どうですか?Lick見つけられました?

この記事は、ここでLickを見つけられなかった方へ向けた動画です!


コード進行を推測しよう!

さて、ここでLickを見つけられなかった皆さん!

Lickって実はメロディとセットでコード進行が必要なんです。コード進行は聞き取れましたか?ということでコード進行を推測しましょう!

コードを聞き取るコツは過去の記事を見てくださいね!


まずブレイクしてるところはトニックである確率が高いですね。

聞いた感じメジャーコード。ルートがEbなのでKeyはEb

Ebの前はⅡm Ⅴ7の響き

ピックアップソロはEbメジャーから、Ⅱmへ向けたドミナント感がありますね

Gm7-5 C7でしょう。

コーラスの頭はFm7(Ⅱ)ですね。


こんなふうにコード進行を特定していきます。

もちろんGone With The Windは有名な曲なので最初から知ってる、調べたらわかるということもあるでしょうが、私は自分の耳でとるクセをつけておくことをおすすめします。

演奏するときは譜面を弾いているわけではなくて、音楽を演奏しているので音楽から得られる情報を増やす能力は鍛えるべきです。



気になるフレーズの音を取ろう

ということで音を取ってみました じゃーん



一般化してリックにしよう!


動画のフレーズからリックにしてみましょう。

例えばこのフレーズ





悪い分析例

Fmでは「C Ab」 Bb7では「F Eb D B」 Eb6で「Ab A Bb Ab G Eb C C#」

だからつまり 「Fm上の5 b3」 Bb7上の「5 4 3 b9」・・・


こんな風にコード表記の通りの、コードの切り替わりでフレーズが流れていると考えることにはあんまり意味がありません

耳を信じてこのフレーズの原型があるとしたらどんな形をしていたのかを考えてみましょう!


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